「【戦後】ビンテージ・ノリタケ」と「【戦前】オールド・ノリタケ」について
こんにちは、店長です。
3月ももう、終りに近づきました。季節の変わり目であり、なにかと改変改新の時期でもあり、なんとなく、そわそわしたくなる毎日です。
さて、3月に入り「pickup!」欄に、【戦後】ビンテージ・ノリタケ、と、【戦前】オールド・ノリタケ、という項目を、追加させて頂きました。
今日はこちらを少し補足したいと思います。
当店の項目は、こちらは単純に、製造年代で分けたものです。
「オールド・ノリタケ」とは、一般的には「戦前、輸出用に作られたノリタケ製のウェア」を指すことが多いようです。
国内ではまだ、洋食器の需要がほぼない時代でした。洋食器は、そのほとんどが輸出用に作られていました。そして、その中のわずかなものが、国内の顧客用に、三越などに置かれたそうです。
販売先は、米国、英国を中心に、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの国々でした。デザインも販売先の需要に合わせたものが作られたそうです。
この時代のノリタケ製品の品質の高さから、まず米国で「オールド・ノリタケ」として、コレクターズ・アイテムとしての人気に火が付き、そして日本でも「里帰り」と称し、当時の輸出用ウェアの人気が高まったそうです。
ただこの呼び名はあくまで愛称のようなもので、人によっては、戦前の国内向けの和食器が好みの方、お皿などのディナーウェアではなく、花瓶や飾り皿、小物入れなどのファンシーウェアを好まれる方、茶器を含めたディナーウェアのファンの方、と様々です。それぞれが、「オールド・ノリタケ」になります。
そこで当店では、年代で区切り、ノリタケが陶器を作りはじめた時から(日本陶器合名会社のさらに前、森村組という名前でした)、第二次世界大戦終戦年までの製造品を、【戦前】オールド・ノリタケ、としてくくらせて頂きました。年代は、1884年(明治17年)~1945年(昭和20年)になります。
商品内容としては、あくまで実際にお使い頂くことを前提に、選定しております。デザイン的にも、実用性のあるものが多くなると思われます。
そして【戦後】ビンテージ・ノリタケ、こちらは1946年(昭和21年)~1966年(昭和41年)の製造品になります。
製造から50年が経ったもの、という区切りのため、来年には、1967年(昭和42年)までに伸びる予定です。
以上、当店で食器、ビンテージものを選んで頂く際の、ご参考になりましたら幸いです。次回は、ビンテージ・ノリタケの中の、「プレミア・ノリタケ」のご説明をと思っております。ご興味がおありであれば、こちらも宜しくお願い致します。
さてさて、話は変わります。
町へ出ると、遅咲きの梅やらこぶしや水仙、雪柳、たんぽぽももう、生き生きと咲いています。
早々と、「夏の準備をしなくちゃ!」という気分も湧き、アドレナリンの出やすい季節となりました(笑)
これからグラスウェア、ガラスの食器をアップして行く予定です。
少しばかりではありますが、冷やかしにでも覗いて頂けましたら幸いです。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
3月ももう、終りに近づきました。季節の変わり目であり、なにかと改変改新の時期でもあり、なんとなく、そわそわしたくなる毎日です。
さて、3月に入り「pickup!」欄に、【戦後】ビンテージ・ノリタケ、と、【戦前】オールド・ノリタケ、という項目を、追加させて頂きました。
今日はこちらを少し補足したいと思います。
当店の項目は、こちらは単純に、製造年代で分けたものです。
「オールド・ノリタケ」とは、一般的には「戦前、輸出用に作られたノリタケ製のウェア」を指すことが多いようです。
国内ではまだ、洋食器の需要がほぼない時代でした。洋食器は、そのほとんどが輸出用に作られていました。そして、その中のわずかなものが、国内の顧客用に、三越などに置かれたそうです。
販売先は、米国、英国を中心に、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの国々でした。デザインも販売先の需要に合わせたものが作られたそうです。
この時代のノリタケ製品の品質の高さから、まず米国で「オールド・ノリタケ」として、コレクターズ・アイテムとしての人気に火が付き、そして日本でも「里帰り」と称し、当時の輸出用ウェアの人気が高まったそうです。
ただこの呼び名はあくまで愛称のようなもので、人によっては、戦前の国内向けの和食器が好みの方、お皿などのディナーウェアではなく、花瓶や飾り皿、小物入れなどのファンシーウェアを好まれる方、茶器を含めたディナーウェアのファンの方、と様々です。それぞれが、「オールド・ノリタケ」になります。
そこで当店では、年代で区切り、ノリタケが陶器を作りはじめた時から(日本陶器合名会社のさらに前、森村組という名前でした)、第二次世界大戦終戦年までの製造品を、【戦前】オールド・ノリタケ、としてくくらせて頂きました。年代は、1884年(明治17年)~1945年(昭和20年)になります。
商品内容としては、あくまで実際にお使い頂くことを前提に、選定しております。デザイン的にも、実用性のあるものが多くなると思われます。
そして【戦後】ビンテージ・ノリタケ、こちらは1946年(昭和21年)~1966年(昭和41年)の製造品になります。
製造から50年が経ったもの、という区切りのため、来年には、1967年(昭和42年)までに伸びる予定です。
以上、当店で食器、ビンテージものを選んで頂く際の、ご参考になりましたら幸いです。次回は、ビンテージ・ノリタケの中の、「プレミア・ノリタケ」のご説明をと思っております。ご興味がおありであれば、こちらも宜しくお願い致します。
さてさて、話は変わります。
町へ出ると、遅咲きの梅やらこぶしや水仙、雪柳、たんぽぽももう、生き生きと咲いています。
早々と、「夏の準備をしなくちゃ!」という気分も湧き、アドレナリンの出やすい季節となりました(笑)
これからグラスウェア、ガラスの食器をアップして行く予定です。
少しばかりではありますが、冷やかしにでも覗いて頂けましたら幸いです。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。